会見によると、クーデター未遂事件で250人が死亡

「良い1年ではなかった」
そもそもトルコで起きたクーデター未遂事件って? その後の1年間とともに振り返りましょう。
メリチ大使は、クーデターを企てたのは米国に亡命中でエルドアン大統領と対立するイスラム教指導者ギュレン師を信奉する勢力であるという、トルコ政府の主張を、この日の会見でも強調しました。
http://vururu.jp/profile/14737/ https://www.wish-note.com/u/cxzvcxbmnクーデター未遂後のトルコの主な出来事は次の通りです。
公職追放10万人、外交官も
メリチ大使からは、こんな本音もこぼれました。
「日本のように平和的な島国であれば良かったのかもしれませんね」
手元に会見の想定問答を用意していたようですが、この一言はアドリブだと思います。
記者には「ややウケ」で、先制パンチを受けて張り詰めていた会見場の空気が和みました。
会見によると、クーデター未遂事件で250人が死亡、2千人以上が負傷しました。
http://www.kouotu.com/user/cxzvcxbmn http://iralog.nosv.org/b/cxzvcxbmn/「トルコの歴史で最も残酷で非人道的な攻撃だった」
この事件に関連する裁判は、計78件が進行中で、国家機関から追放された職員らは、なんと約10万人に上ります。
事件から1年、エルドアン大統領は、事件に関わった者たちに強い態度を取り続けています。
メリチ大使のような外交官も例外ではありません。
トルコの外交官の4分の1が職を追われ、「駐日トルコ大使館も例外ではなかった」(関係者)といいます。